駅近の賃貸物件に住む!駅近の定義とメリット・デメリットを解説の画像

駅近の賃貸物件に住む!駅近の定義とメリット・デメリットを解説

賃貸物件探し・契約

駅近の賃貸物件に住む!駅近の定義とメリット・デメリットを解説

賃貸物件を探すときはどのような条件を優先させるか、ご自身の理想を整理しておくことは大切です。
駅近の物件はいつの時代も人気がありますが、駅近に住むと具体的にどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。
そこで今回は、駅近の定義と、駅近の賃貸物件に住む具体的なメリット・デメリットを解説します。

\お気軽にご相談ください!/

弊社へのお問い合わせはこちら

駅近の賃貸物件に住む!駅近は駅まで何分?

駅近の賃貸物件に住む!駅近は駅まで何分?

賃貸物件を探すときに、優先順位の上位に「駅近」をあげる方は多くいらっしゃいます。
ただし「近い」という感覚は人それぞれなので、「徒歩何分」とは具体的にどのくらい駅から離れているかを正しく知っておくと安心です。

「駅まで徒歩何分」の定義とは?

駅近など、賃貸物件の環境を示す重要な要件について広告に表記する際は、不動産会社は「不動産の表示に関する公正競争規約」を遵守することが義務付けられています。
この規約に、賃貸物件の案内に「徒歩何分」と記載するときは、1分は道路距離80mで計算することが定められています。
道路距離とは徒歩で通れる道の長さを表し、秒数に関しては切り上げて表示することがルールです。
たとえば、実際徒歩で4分30秒であれば、徒歩5分と表記されます。
賃貸物件の案内に徒歩10分と書いてあったら、駅から800mの距離に物件が建っているということになります。
このルールは全国共通なので、理想の物件を探すときの参考にしてみてください。

「駅まで徒歩何分」の表記に関する注意点

駅まで徒歩何分かの表記は全国共通の規約に基づいていますが、この表記は単純に駅から物件までの道路距離をもとに算出されているので注意が必要です。
実際に歩くと、道路状況や環境が所要時間に大きく関わります。
たとえば、駅から賃貸物件までに、大きな信号や坂道、踏切、歩道橋、地下道などがあると、タイミングや時間帯によっては到着時間に差が生まれます。
人通りが多い道だと、スムーズに歩行できず、「1分で80m」というペースで歩けないこともあります。
また、賃貸物件や駅の環境によっても時間の差が生じます。
賃貸物件の世帯数が多く、出発の時間帯にエレベーターや階段が混雑すると、家から出るのに思ったより時間がかかることもあります。
駅に関しても同様のことが考えられます。
駅の規模によっては、改札から出口まで遠いことがあります。
多くの電車が行き交う線路を通過しなければならない場合は、踏切がなかなか開かないということも考えられます。
駅まで何分という表記はあくまで距離で計算されているということを、頭に入れておきましょう。
実際に住むことになると、ご自身の歩くペースや道路状況によって、駅まで何分かかるかは変わります。
賃貸物件を借りるときは物件情報だけでなく、実際に物件から駅までのルートをご自身で確認することが大切です。
朝と夕方の時間帯、平日と週末などタイミングによって道路環境に違いがあるかなど、実際に歩いて確認することがおすすめです。

「駅まで徒歩何分」が駅近?

駅まで徒歩何分であれば「駅近」と表記されるかは、明確なルールはありません。
徒歩何分までが駅近と感じるかどうかは、地域性や世代によっても異なります。
しかし、一般的に「徒歩10分までが駅近である」と不動産業界では考えられています。
首都圏においては徒歩7分以上の物件の需要が下落している地域もあり、地域によって特性があります。
物件情報に駅近という表記があるときは、実際に何分なのかを参照し、距離や道順を確認するようにしましょう。

駅近の賃貸物件に住む!駅近のメリット

駅近の賃貸物件に住む!駅近のメリット

次に、駅近の賃貸物件に住むことの具体的なメリットを解説します。

メリット①移動が便利

主要な移動手段が電車の場合は、駅近の物件に住むと移動時間が短縮できて効率的です。
毎日の通勤や通学は、疲れているときやお急ぎのときは、とくに駅が近い環境はメリットに感じます。
移動距離を短縮することで、自由な時間が増えたり、体力の消耗が軽減できたり、快適な生活が期待できます。
気軽な気持ちでお出かけできるので、休みの日の充実度が高まります。
天候の崩れや電車の運行トラブルにも柔軟に対応できることも、駅近に住むメリットの1つです。
駅から遠い賃貸物件であれば、出発してから天候が崩れて雨に濡れてしまうことがあるかもしれません。
駅の近くに住むと、たとえ傘を持っていなかったとしても雨に濡れるのが最小限で済みます。
また、都心部に住むと電車の遅延や運休トラブルに見舞われることは少なくありません。
駅近の物件であればトラブルが発生したら瞬時に別ルートに変更できるので、ストレスが軽減するメリットがあります。

メリット②商業施設が充実している

駅の近くはどの地域も共通して商業施設が充実している傾向があります。
飲食店やスーパーマーケット、コンビニエンスストアなど、朝早くから夜遅くまで開いているお店も多いため、日常の買い物や食事に困りません。
通勤や通学の途中に買い物を済ませる場合、重い荷物を持って長い距離を移動しなくて良いというメリットがあります。

メリット③人通りが多いので安心・安全

駅近の賃貸物件に住むと駅から自宅まで人通りが多いので、安心・安全に過ごせるメリットがあります。
人通りが少なく暗い道は、一般的に犯罪が起きる件数が多いです。
駅周辺は街灯が多くて明るいので、犯罪に巻き込まれるリスクが少なくなります。

駅近の賃貸物件に住む!駅近のデメリット

駅近の賃貸物件に住む!駅近のデメリット

駅近の賃貸物件はメリットが多く人気がありますが、少なからずデメリットもあります。

デメリット①騒音が気になる

駅の近くに住むと、駅までの距離によっては電車の音が室内まで聞こえてくる可能性があります。
踏切の警報器の音、電車が通過する音、駅構内の案内放送など、駅の騒音が気になるかもしれません。
また駅近は商業施設が多く賑わうため、終電後も車やバイクの音など喧騒音が聞こえるデメリットがあります。
賃貸物件の1階が飲食店やお店になっている場合も騒音が心配です。
室内に音が響くかどうかを確認することが大切です。

デメリット②日当たりが悪い物件が多い

駅近エリアは建物が密集しているので、十分な日当たりを確保できない賃貸物件が多くあります。
現時点で日当たりが良くても、商業施設やマンションが新設される可能性が高く、今後日当たりが悪くなる可能性も頭に入れておく必要があります。
家からの眺めや解放感、日当たりを重視する方にとっては、注意が必要です。

デメリット③家賃が高い

駅近の賃貸物件は利便性が高く、家賃が高く設定されていることが一般的です。
間取りや面積、設備のグレードが同じ物件でも、駅から距離が近いとうことで家賃が上がります。
一般的には、同じグレードでも駅近になると家賃が1万円ほど高くなると言われています。
希望賃料の範囲内で駅近の条件を優先するのであれば、ほかの条件を妥協するということも必要です。
たとえば、築年数が経過している物件や面積が小さい物件にするなど、条件を精査すると希望の家賃で理想のお部屋が見つかるかもしれません。

まとめ

ほとんどの賃貸物件の広告には駅まで何分かが記載されていますが、その数字の意味を正しく理解しておくことが大切です。
住み始めてから思ったより時間がかかるなど、後悔がないように実際に歩いてみることがおすすめです。
また駅近の賃貸物件に住むと、どのようなメリットとデメリットがあるかを理解しておきましょう。

\お気軽にご相談ください!/

弊社へのお問い合わせはこちら

”賃貸物件探し・契約”おすすめ記事

  • 賃貸物件の間取りにある「ロフト」のメリットとは?失敗しないロフト物件を選ぶコツの画像

    賃貸物件の間取りにある「ロフト」のメリットとは?失敗しないロフト物件を選ぶコツ

    賃貸物件探し・契約

  • 初めてでも大丈夫!賃貸物件探しから契約までの流れの画像

    初めてでも大丈夫!賃貸物件探しから契約までの流れ

    賃貸物件探し・契約

  • 新婚夫婦が賃貸物件を借りる際の家賃の目安とは?家賃を抑えるコツも解説!の画像

    新婚夫婦が賃貸物件を借りる際の家賃の目安とは?家賃を抑えるコツも解説!

    賃貸物件探し・契約

  • 賃貸物件の内見ができないときに理想の部屋を見つけるコツは?の画像

    賃貸物件の内見ができないときに理想の部屋を見つけるコツは?

    賃貸物件探し・契約

  • 手取り20万円で一人暮らしは可能?家賃の目安や生活費の内訳についての画像

    手取り20万円で一人暮らしは可能?家賃の目安や生活費の内訳について

    賃貸物件探し・契約

  • 賃貸物件探しで知っておきたいおとり物件とは?規制や見分け方を解説!の画像

    賃貸物件探しで知っておきたいおとり物件とは?規制や見分け方を解説!

    賃貸物件探し・契約

もっと見る