愛知県高浜市への引っ越しに向けては、市内にある施設を早めに確認しておくことが大事です。
とくに学校は、子どもの通学先となる可能性があり、保護者としては早めに確認しておくほうが安心です。
そこで今回は、高浜市にある学校の情報として、愛知県立高浜高等学校の概要・学科・特徴をご紹介します。
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高浜市にある愛知県立高浜高等学校の概要
高浜市にある愛知県立高浜高等学校の概要は、以下のとおりです。
概要①校訓
愛知県立高浜高等学校の校訓は、平成元年に「切磋琢磨」と制定されました。
「切磋琢磨」は、『詩経』のなかに登場する言葉であり、互いに励まし合い、協力しながら学力や人間性を高めていくことを意味します。
概要②学校の種別
愛知県立高浜高等学校は、全日制で男女共学の学校です。
過去には、定時制が存在しましたが、現在では全日制のみとなっています。
学科には、普通科と福祉科があり、福祉科では福祉に関する専門的な知識や技術を学ぶことができます。
概要③沿革
愛知県立高浜高等学校の沿革は、昭和43年から始まり、前身となった分校時代があります。
分校時代の沿革は、昭和29年3月に高浜町議会で分校設置が議決されたことから始まります。
翌月の4月1日、愛知県立刈谷商業家庭高等学校の高浜分校として、定時制の商業科1学級の開設が認可されました。
昭和38年には、全日制の商業科が1学級新設され、定時制の商業科は募集停止となりました。
そして、昭和43年4月1日に愛知県立高浜高等学校となります。
当時の学科や学級数は、普通科2学級、家政科1学級でした。
同年11月には、校旗や校歌の制定式がおこなわれ、翌年の昭和44年には鉄筋3階建ての校舎第2棟が完成しました。
学校の歩みのなかで学級数は何度か変更されます。
開校当初からあった家政科は、募集停止となり、現在の福祉科が開設されたのは、平成7年のことです。
近年では、令和2年にゴミ集積場などの改修工事がおこなわれ、同年5年には現在の校長が着任しています。
●所在地:愛知県高浜市本郷町1丁目6番地1
●アクセス方法:名鉄三河線「三河高浜駅」から徒歩10分
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高浜市にある愛知県立高浜高等学校の学科
先述のとおり、現在の愛知県立高浜高等学校の学科には、普通科と福祉科の2つがあります。
それぞれの学科の概要や授業内容は、以下のとおりです。
普通科の概要
普通科では、日々の授業を通じて生徒たちの学力向上を重視しています。
また、将来の進路を見据えた学習指導がおこなわれており、学級編成がやや特殊です。
1学年では、少人数学級と進路希望別学級の2つが主な方針とされています。
2学年に進級すると、就職希望者コース、文系進学希望者コース、理系進学希望者コースに分かれる仕組みです。
この学級編成は、3学年に進級した後も継続されます。
将来の進路に応じて比較的早い段階から専門的な指導を受けられることは、生徒たちにとって大きなメリットです。
普通科の授業内容
普通科では、1学年のうちは約30名で1クラスが編成され、生徒たちの進路希望も考慮されますが、学習内容に変わりはありません。
そのため、進路に応じてクラスが本格的に分かれる2学年以降に向けて、生徒たちは自分の希望や適性を落ち着いて考えることができます。
2学年以降の授業内容について、まず就職希望者コースでは、授業科目のひとつに「総合的な探求の時間」があります。
総合的な探求の時間は、キャリア教育を充実させる就職に向けた授業です。
国語や数学などの一般的な授業にくわえ、キャリア教育が含まれているのは、就職希望の生徒にとって魅力的です。
また、このコースに進んだ就職希望の生徒は、2学年の夏休みに全員がインターンシップを受けます。
一方、文系進学希望者コースと理系進学希望者コースは、どちらも大学や短大への進学を想定したものです。
文系進学希望者コースでは、文学・経済・法律・教育など、理系進学希望者コースでは、工学・理学・農学・医療などの分野を対象としています。
福祉科の概要
福祉科は、社会福祉に貢献できる人材の育成を目指す学科です。
日々の授業では、専門的な知識や技術を教えるだけでなく、豊かな心と知性を育むことも重視されています。
また、介護福祉士の資格を取得するための指導にも力を入れています。
なお、福祉科は普通科と異なり、進路希望に応じた学級編成はありません。
そのため、本学科の生徒たちは、基本的に全員が同じカリキュラムで授業を受ける形となります。
福祉科の授業内容
福祉科の授業内容について、1学年は基礎力の養成期間と位置付けられています。
しかし、授業内容には介護福祉基礎や社会福祉基礎など、専門分野の授業が一部含まれています。
また、1学年のうちから、16日間(140時間)の介護実習があるのが特徴です。
2学年に進級すると、介護実習が20日間(181時間)に増加します。
2学年のカリキュラムをすべて修了すると、介護職員初任者研修修了証書を受け取ることが可能です。
3学年に進級すると、介護実習の時間は16日間(144時間)となり、卒業時には介護福祉士の受験資格が得られます。
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高浜市にある愛知県立高浜高等学校の特徴
高浜市にある愛知県立高浜高等学校の特徴は、以下のとおりです。
施設の特徴
愛知県立高浜高等学校には、いくつか特徴的な施設があります。
まず、校内の花壇に多くの花が見られることです。
春には、校内で咲くさまざまな花が学校の見どころとなっています。
次に、1棟から2棟へと続く長い廊下も特徴的な施設の一つです。
約119mにわたってまっすぐ伸びる廊下は、他の学校ではあまり見られないかもしれません。
また、校舎の屋根が瓦である点は、瓦の街である高浜市ならではの特徴です。
2棟の屋根には、やや珍しい黄色の瓦が使われています。
さらに、愛知県立高浜高等学校の周辺には、郵便局、病院、公民館、コンビニエンスストア、飲食店など、さまざまな施設があります。
これらの施設は、すべて学校から徒歩圏内にあり、アクセスが良好です。
部活動
愛知県立高浜高等学校には、さまざまな部活動があります。
運動部は、野球部、サッカー部、陸上部、剣道部、柔道部など、合計10種類です。
文化部は、パソコン部、茶華道部、写真部、イラスト研究部、手話部など、合計7種類です。
さらに、愛知県立高浜高等学校には、運動部と文化部のほかに地域活動部もあります。
地域活動部には、SBP班とボランティア班の2つがあります。
運動や文化活動にくわえ、地域活動に向けた部活動があるのは、愛知県立高浜高等学校の特徴です。
さまざまな部活動を通じて、生徒たちは放課後や休日に充実した時間を過ごすことができます。
防災教育
愛知県立高浜高等学校では、防災教育が一部おこなわれています。
過去の防災教育には、土のう作りの出前講座があります。
この講座では、県の建設業協会や地域の建設会社などの協力を得て、防災に関する講話や土のうの製作、運搬、積載がおこなわれました。
また、浸水体感VRによる浸水疑似体験などもあり、生徒たちに防災の知識や技術を伝えています。
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まとめ
高浜市にある愛知県立高浜高等学校は、昭和43年に分校から独立しており、現在では切磋琢磨を校訓とした、全日制かつ男女共学の学校となっています。
学科には、普通科と福祉科があり、前者では2学年以降に進路希望別の学級編成がおこなわれ、後者では授業の一環で介護実習が受けられます。
学校の特徴は、校内で咲き誇る花々や長く続く廊下、生徒たちの部活動、防災教育などです。
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