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住まいが突然崩れるなどの事態は通常起こらないものの、地震などの災害があったときは別です。
特に、耐震性能が低くなりがちな古い木造一戸建ては注意が必要です。
必要に応じて住まいの補強を実施できるよう、本記事で紹介する工事の流れや費用をぜひご確認ください。
必ず知りたい木造一戸建てでの耐震補強の流れ
住宅の強度はそれぞれで異なるため、まずは強度を調べるための調査を受けます。
市区町村にそれぞれ相談窓口があり、要件を満たす場合は補助が出るので、無料で診断を受けられることもあります。
補助の対象外だったとしても、お住まいの地域の役場などが窓口としてさまざまな案内をしているため、まずは問い合わせてみてください。
木造住宅の強度を調べられる専門家へ依頼を済ませると、調査の実施に向けた打ち合わせをおこないます。
日時の調整のほか、当日におこなう予定の対応も伝えられるので、問題がないかよく確かめておき、不明点はここでしっかりと確認しておきましょう。
このときに対象の住宅について、天井裏や床下のチェックが可能かを聞かれることが多いので、事前に確かめておくとスムーズです。
すべての打ち合わせを終えて当日を迎えると、依頼した専門家が現地を訪れ、調査がおこなわれます。
このとき、建築した年や過去におこなった改修の場所・内容などを聞かれることがあるため、事前に資料などを揃えておくと安心です。
調査が無事に終わると、現状の耐震性能がまとめられ、それを基にした耐震補強の計画が作成されます。
補強工事をする場合、このように物件の現状を確かめ、それを基にした計画に沿っておこなうのです。
それゆえにまずは診断を依頼しなければならないので、各市区町村の窓口へ相談するところから始めてください。
耐震補強の気になる費用！木造一戸建てではいくらかかる？
先述した診断を自費でおこなう場合、7万円～10万円が相場です。
ただし、ケースによって費用は変わり、10万円以上に達することもあるので、診断前に提示される見積もりをよく確認してください。
工事でかかる費用は、現状の耐震性能や施工の内容によって大幅に変わるため、なかなか一概にはいえません。
ただ、100万円以上要することが多いので、そのつもりで予算はしっかりと準備しておくことをおすすめします。
見積もりは事前に確認できるため、施工内容などとあわせてしっかり確かめることが大切です。
まとめ
古い木造の住宅には地震にやや弱いものが散見されるため、紹介したような流れを経ての補強工事がしばしばおこなわれています。
必要があれば随時実施できるよう、工事が実施されるまでの流れや必要な予算などは確認しておくとよいでしょう。
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