一昔前であれば、不動産を購入する女性はそれほど多くありませんでしたが、最近は独身女性でマンションを購入するケースが増えています。
マンションの購入で失敗しないためには、物件選びのポイントを事前に把握したうえで検討することが大切です。
そこで今回は、独身女性がマンションを選ぶ際のポイントとして、立地条件や面積を決める方法と、資金計画の立て方について解説します。
マンションの購入をご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
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独身女性がマンションを購入する場合は駅近がおすすめ!
冒頭でもお伝えしたように、最近は自分だけのマイホームとしてマンションを購入し、一人暮らしをする独身女性が増えています。
その背景には、女性の社会進出が進んだことや、家族の形態が変わってきたことなどが挙げられます。
では、実際に独身女性が物件を購入する場合、どのようなマンションを選ぶと良いのでしょうか。
まずは、マンション選びのポイントとして、立地条件について解説します。
独身女性には駅近がおすすめ!
マンションの購入を検討する際、間取りや設備などにくわえ、立地条件を重視する方が多いのでないでしょうか。
マンションを立地条件で選ぶ際には、駅からの距離が目安の1つになります。
インターネットで物件情報を検索すると、「駅から徒歩で〇分以内」と細かく条件を絞り、その範囲内にあるマンションが表示されるようになっています。
駅から徒歩5分以内を駅近、5分~10分以内を徒歩圏内と表現し、駅に近ければ近いほど価格が高くなるのが一般的です。
独身女性が物件を選ぶ場合は、できれば駅から徒歩5分以内の駅近をおすすめします。
駅近のマンションは、交通アクセスや生活の利便性が高いことがメリットですが、独身女性におすすめする理由はほかにもあります。
独身女性に駅近のマンションをおすすめする理由
独身女性がマンションを購入する場合、以下のような理由から駅近の物件がおすすめです。
理由1:資産価値が高い
マンションの資産価値は、立地条件や築年数が大きく影響します。
駅から近ければ近いほど、築年数が浅ければ浅いほど、資産価値は上がるのが一般的です。
独身女性は、ライフステージの変化によって住み替える可能性があります。
将来住み替える際には、資産価値が高いマンションのほうが高値で売れ、住宅ローンを組んでいた場合でも売却代金を返済に充てることができるでしょう。
したがって、独身女性がマンションを購入する場合は、売却するときの状況をある程度予想して検討することが大切です。
理由2:売りやすく貸しやすい
将来マンションを手放したいと思っても、購入する買主が見つからなければ売却できません。
駅から遠く、買い物ができる施設も周辺にないようなエリアは、なかなか買主が見つからない可能性があります。
売れないときは賃貸物件として活用するのも方法の1つですが、不便なエリアは入居者が見つからないことも考えられます。
駅近は、スーパーマーケットや飲食店、病院などが点在しているケースが多く、生活の利便性が高いため、売買物件でも賃貸物件でも人気があるエリアです。
駅近のマンションは、売りやすく貸しやすいことも、将来住み替える可能性がある独身女性におすすめする理由の1つなのです。
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独身女性がマンションを購入する場合の面積の決め方
マンションを購入する際、住宅ローンを利用する方も多いでしょう。
住宅ローンには種類があり、利用条件に面積の下限を設けているものがあります。
また、住宅ローン控除についても、面精について条件を定めているため、マンションを選ぶ際には専有面積にも注目することをおすすめします。
マンションの購入で面積が影響するのは、以下の2つについてです。
●フラット35
●住宅ローン控除
上記を利用する際に必要な面積について、順番に解説します。
フラット35
単身者向けのワンルームや1DKといった間取りのマンションの場合、一定以上の専有面積がないと、金融機関から融資を受けられない場合があります。
面積に関する条件は金融機関によって異なりますが、フラット35では専有面積が30㎡以上のマンションが対象です。
30㎡のマンションの場合、間取りはワンルーム、1K、1DK、1LDK、2K当たりの広さが該当します。
住宅ローン控除
住宅ローン控除とは、住宅を取得した場合、年末のローン残高の0.7%を所得税から最大13年間控除する制度です。
住宅ローン控除を受ける場合は、専有面積が40㎡以上のマンションが対象です。
40㎡のマンションもさまざまな間取りがありますが、そのなかでも1LDKと2DKが大きな割合を占めています。
単身者が住む物件としては広めであるため、資金に余裕がある方や、仕事部屋を確保したい方、広い収納スペースがほしいといった方におすすめです。
ただし、面積が広い物件になれば、それだけ価格も高くなるため、資金に余裕がない場合は返済が苦しくなる可能性があります。
住宅ローン控除を受けるために40㎡以上の物件を探すというより、生活スタイルに合っているか、将来売れやすい物件かどうかなどを考慮して選ぶことが大切です。
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独身女性がマンションを購入する場合は資金計画がポイント!
最後に、独身女性がマンションを購入するうえで知っておきたい資金計画について解説します。
ポイント1:返済可能額を目安に資金計画を立てる
住宅ローンを利用してマンションを購入する際には、借入可能額と返済可能額を把握することが大切です。
借入可能額とは、金融機関で借り入れができる上限金額のことです。
金融機関が、収入や年齢など、さまざまな視点から審査して決定します。
返済可能額とは、実際に生活を続けながら住宅ローンを無理なく返済できる金額のことです。
一般的には、月収に対して25%程度を目安にすると良いといわれていますが、生活スタイルによって返済可能額は異なります。
住宅ローンの借入可能額を目安にマンションを購入し、生活が苦しくなり、返済できなくなるというケースも少なくありません。
実際の生活では、住宅ローンの返済以外に食費や水道光熱費、娯楽費、衣服費など、さまざまなお金がかかります。
したがって、返済以外にいくらぐらいの出費があるのかを把握し、そのうえで月収からどれくらいのお金を返済に充てられるのかをシミュレーションすることが大切です。
ポイント2:ボーナス併用はおすすめしない
住宅ローンを組む際に、ボーナス時の返済を併用することが可能です。
ボーナスを併用することで、年間の返済額を増やせるため、返済期間を短縮できます。
しかし、ボーナス払いを併用する月は、通常の返済もしなければなりません。
つまり、その月はまとまった出費になるということです。
万が一ボーナスの金額が減ったり、ボーナス自体が出なくなったりした場合でも、当初の計画どおりにお金を準備しなければなりません。
住宅ローンは、長期にわたって返済していくため、返済期間中に収入が減ることも考えられます。
したがって、ボーナス時に併用して返済するのではなく、その分を貯蓄しておき、繰り上げ返済で返済額を減らすことをおすすめします。
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まとめ
独身女性がマンションの購入を検討する、駅近の物件のほうが生活の利便性が高く、将来ライフステージの変化によって住み替えるときに、売却したり賃貸物件にしたりすることができます。
また、住宅ローンを利用する場合は、融資の条件や住宅ローン減税の条件に当てはまる面積の物件を選ぶことで、税制上のメリットが得られます。
毎月無理なく返済できるか、返済期間中に収入が減った場合に対処できるかなど、しっかりと資金計画を立ててすてきな物件を見つけましょう。
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