手取り20万円で一人暮らしは可能？家賃の目安や生活費の内訳について｜高浜市・碧南市の売買・賃貸物件のことなら八大不動産

▼ 手取り20万円で一人暮らし①家賃の目安について
▼ 手取り20万円で一人暮らし②生活費の内訳について
▼ 手取り20万円で一人暮らし③部屋の探し方について
▼ まとめ

手取り20万円で一人暮らしは可能？家賃の目安や生活費の内訳について

一人暮らしをしたいけれど、手取りが安いと難しいのではないかと心配な方は少なくないでしょう。
この記事では手取り20万円の場合を例に挙げて、一人暮らしは可能なのか、どのような生活費の内訳になるかを解説します。
最後にできるだけ家賃を抑える部屋の探し方をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

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手取り20万円で一人暮らし①家賃の目安について

就職したばかりの社会人の給料として、手取り20万円という金額は一般的です。
まずは手取りという言葉を正しく理解しておきましょう。
会社に勤めると毎月給与が発生しますが、手元に入るのは給与から社会保険料や所得税、住民税が引かれた金額です。
会社やご自身の状況によって差し引かれる内容は異なりますが、税金に関してはほとんどの場合月収から天引きされるでしょう。
したがって、「月収」からしかるべき費用が差し引かれ、手元に入ってくる金額を「手取り」と覚えておきましょう。
なお、毎月の給与を「額面月収」、税金や保険料が差し引かれたあとの手取りを「可処分所得」とも呼ばれています。
額面月収の75〜85%が手取りの目安として計算できるので、額面月収が23〜27万円ほどの方は手取り20万円になるというわけです。

手取り20万円で一人暮らしは可能？家賃の目安や生活費の内訳について

結論から申し上げて、手取り20万円で一人暮らしをすることは可能です。
ただし、給与相応の賃貸物件を探すこと、そのほかに車や奨学金などの借金の返済や駐車場代が発生しないかなど、物件探しや将来の資金計画は慎重におこなうことが必要です。
身分不相応の賃貸物件を契約すると、家計を圧迫して生活が困窮する可能性があるので注意しましょう。
家賃が安い賃貸物件に引っ越しするにも、引っ越し代や敷金などの事前に必要経費を工面しなければなりません。
家賃の目安を把握して、ご自身の状況に合う賃貸物件を探しましょう。

家賃は手取りの3分の1程度

無理のない生活を持続するために、家賃は手取りの3分の1程度に抑えることが推奨されています。
したがって、手取り20万円であれば、家賃は7万円くらいということになります。
なお、賃貸物件は家賃以外にも毎月管理費や共益費が発生する場合が多いので、家賃のみではなく、家賃と管理費を足した金額に注目しましょう。
管理費や共益費とは、賃貸物件の共用部分の管理にかかる費用で、住民は支払う義務があります。
また、車を所有している方は駐車場代も忘れずに含めましょう。
首都圏の駐車場は、2〜3万円、場所によってはそれ以上かかることも珍しくないので、必要経費を漏れなく考慮することが重要です。
賃貸借契約は一度取り交わすと、後から取り消すことは簡単ではありません。
将来を見据えたライフプランを頭に入れながら、慎重に進めましょう。
一人暮らし向けの賃貸物件は充実していて、家賃7万円の賃貸物件の数は多く、選択肢はさまざまあります。
すべての条件を満たす賃貸物件を探し出すことは難しいかもしれませんが、築年数や間取りなど、条件を妥協しながら探してみてはいかがでしょうか。

手取り20万円で一人暮らし②生活費の内訳について

はじめて一人暮らしをする方は、「生活費がどのくらいかかるのか？」「手取り20万円でまかなえられるのか？」と不安になるかもしれません。
これまでご両親と暮らしていた場合、自分で生活費を支払っていないことも多く、どのような費用がかかるのか心配になるのは当然のことでしょう。
まずは生活費をひとつずつ整理して、具体的にどのくらいの支出があるかを計算してみましょう。
手取り20万円で一人暮らしするときの生活費の内訳についてご紹介します。
ご紹介する生活費の目安で暮らせたら、手取り20万円でも一人暮らしが可能です。

必要な生活費①食費

食費は家賃の次に高額な費用になることが多く、1か月に3〜4万円ほどが目安です。
一人暮らしは外食する機会が増えやすいですが、1か月のうち半分は自炊するなど、節約を心がけて過ごしましょう。
1か月のうち半分は自炊するなど、節約を心がけて過ごしましょう。
自炊が苦手な方や調理する余裕が持てない場合は、米だけはご自身で用意して、おかずは惣菜屋を利用するなど工夫してみてはいかがでしょうか。
毎日外食していると、思った以上に食費が圧迫してしまうので気を付けましょう。

必要な生活費②水道光熱費

水道光熱費とは、水道代・電気代・ガス代を合わせた費用を意味しています。
水道代は2か月に1度請求されるもので、1度の請求で4,000円、1か月で2,000円くらいが目安です。
無駄な水の使用は極力減らして過ごしましょう。
続いて、電気代とガス代について解説します。
電気代とガス代をあわせて高熱費と呼びますが、光熱費は9,000円ほどを目標にしましょう。
電気やガスは外気温によって使用頻度が左右されるため、季節によって変動します。
真夏や真冬はどうしても高額になるため、春や秋の過ごしやすいシーズンはできるだけ衣類で調整して節約しましょう。
以上のように、水道光熱費が1万〜1万2千円ほど必要です。
ただし節約を重視して暑さや寒さに耐えていると体調を崩す原因になるので、無理なく過ごすことが大切です。

必要な生活費③通信費

現代の生活に欠かせないスマートフォンやパソコンですが、それらの機器を使用するために必要な生活費が通信費と呼ばれるものです。
通信費には、スマートフォンの使用料、Wi-Fiや回線の利用などが該当し、目安は9,000円ほどです。
使用する回線やプロバイダの会社によって費用が異なるため、比較してみると良いでしょう。
賃貸物件によってはインターネットを一括して契約しているため使用料がお得な場合があります。
上手に探してみると生活費の節約につながるでしょう。
手取り20万円で一人暮らしをするには、小さな節約を積み重ねることが大切です。

手取り20万円で一人暮らし③部屋の探し方について

手取り20万円で一人暮らしすることは可能ですが、贅沢な生活は望めません。
収入が増えれば生活は楽になりますが、すぐに給与を上げることは難しいため、できるだけ生活費を少なくことで生活にゆとりを持たせましょう。
ここからは、できるだけ家賃を抑える部屋の探し方についてご紹介します。

部屋の探し方①主要駅の隣の駅を狙う

急行や快速が停まる駅周辺の賃貸物件を選ぶと便利ですが、家賃が高く設定されている可能性が高いです。
主要駅周辺の賃貸物件は人気が高く、需要が見込めることが理由です。
そこで部屋の探し方のポイントとして、主要駅の隣の駅や各駅停車駅を狙うことを意識しましょう。
主要駅の隣の駅であれば、同じ沿線でも主要駅周辺よりも家賃が10〜15%ほど抑えられることが期待できます。

部屋の探し方②冷暖房効率をチェックする

冷暖房は部屋によって効き方が異なるので、効果的に冷暖房が効く部屋の特徴を知っておくことが家賃を抑える部屋の探し方のポイントです。
冷暖房効率が良いと光熱費が抑えられるため、生活費の支出が減らせられるでしょう。
冷暖房効率が良い部屋の特徴は、部屋が広すぎず、天井があまり高くないことです。
また、二重サッシや複層ガラスが取り入れられていると断熱効果が高いので注目しましょう。