毎日料理をする場所、キッチン。
調理器具や食材を保管するためのキッチン収納はゴチャゴチャしやすい場所でもあるので、スッキリさせたいと思っている方も多いのではないでしょうか?
そんなときに便利なのが、昇降式のキッチン収納です。
今回は、昇降式キッチン収納のメリットやデメリットを解説します。
キッチンの天井近くに設置されている吊戸棚はデッドスペースをうまく利用した収納ですが、手が届きにくく物を取り出しにくい場合があります。
特に背の低い方は踏み台などを利用することもあり、危険な場合もあると思いますが、そんな時に便利なのが昇降式の収納です。
昇降式キッチン収納とは、吊戸棚を電動または手動で目元の高さまで降ろせて、物を簡単に取り出せる収納のことです。
ここでは、昇降式キッチン収納のメリットを解説します。
<踏み台なしでも手が届く>
先述した通り、昇降式収納の最大のメリットは踏み台なしでも吊戸棚内にある物が取り出せる点です。
手動タイプでも力が必要なく簡単に棚を降ろすことができるので、女性や年配の方でも安心して使用できます。
<キッチンをスッキリさせられる>
料理する際に必要な調味料や調理器具が出しっぱなしになることも多いと思いますが、見栄えも悪く、油やほこりなどで汚れてしまいがちです。
昇降式の吊戸棚に収納しておけば見た目もスッキリするうえに、使うときだけ降ろしておくことで調理中も快適に取り出すことができます。
<水切り籠タイプでシンクの上を広々と>
昇降式の吊戸棚は、さまざまなバリエーションのものが販売されています。
棚の内部が水切り籠になったタイプもあるので、そちらを導入すればシンク上に水切り籠を置く必要がありません。
洗い終わった食器類を昇降式の収納内にしまうことで、シンクの上を広々と使うことができます。
また、洗った食器を温風で乾燥するタイプのものにすれば、さらに便利になります。
昇降式キッチン収納には前項で解説したようなメリットもありますが、その一方でデメリットもあります。
<設置費用がかかる>
昇降式キッチン収納の本体価格は、商品にもよりますが、幅が60cmから90cmで木製のものであれば6万から8万円、同じサイズでステンレス製のものは10万から12万円ほどが相場です。
これに別途設置費用が5万から10万円ほどかかりますので、高いものでは総額30万円近くかかってしまう場合があります。
<電動タイプは故障する可能性あり>
電動タイプはボタンひとつで吊戸棚を昇降できるのが魅力ですが、昇降にはその分時間がかかってしまいます。
また、電動式なので故障のリスクがあります。
昇降式キッチン収納のメリットとデメリットについて解説しました。
良い部分も多くありますが、その一方で費用面など慎重になるべき点もあります。
昇降式キッチン収納の導入を考えている方は、今回解説した内容を参考にして検討してくださいね!
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