【ネット銀行の住宅ローン】デメリットとリスク!他銀行との比較も解説

住宅ローン・資金計画

【ネット銀行の住宅ローン】デメリットとリスク!他銀行との比較も解説【ネット銀行の住宅ローン】デメリットとリスク!他銀行との比較も解説


金利上昇の傾向がみられる2026年現在、マイホーム購入において「低金利なネット銀行」にするか「対面相談ができる店舗型の金融機関」にするか、その選択はこれまで以上に重要になっていると言えます。
しかし、ネット銀行を利用する際は、金利が低いからという理由だけでなく、リスクも把握しておく必要があります。


この記事では、ネット銀行で住宅ローンを借りる際のメリット・デメリットと、店舗型の金融機関との比較ポイントをご紹介いたします。

「ネット銀行」の仕組みと特徴は?

「ネット銀行」の仕組みと特徴は?


「ネット銀行」とは、その名の通りインターネット上での取引をメインに運用している銀行のことです。
街中に支店がある碧海信用金庫や、あいち銀行といった「店舗型の金融機関」とは、運営の仕組みやインフラの構造が異なります。まずは、その特徴を3つのポイントで見ていきましょう。

①「店舗」や「自社ATM」を持たない運営

最大の特徴は、前述の通り支店や専用のATMが存在しないことです。支店を構えないため、窓口業務を行うスタッフも駐在しません。
すべての機能がインターネット上に集約されており、銀行としての場所を持たないのが構造上の大きなポイントです。

② やり取りをデータで行う

店舗型の銀行では、担当者と対面して紙の書類に記入・捺印を行いますが、ネット銀行では手続きがデジタル化されています。


■ 申し込み:webサイトのフォームに入力
■ 必要書類:スマホで撮影して画像データをアップロード
■ 契約手続き:電子サイン(捺印不要)


このように手続きのプロセスで、紙での手続きや対面での対応がない場合が多いです。一部、銀行や契約内容によっては、郵送での書類のやりとりが必要になることもあります。

③ 街中の既存インフラを利用して営業

実店舗がないため、ネット銀行はコンビニATMや提携銀行(ゆうちょ・メガバンク等)のATMを利用して現金の入出金を行います。
自社で設備を作るのではなく、既にある全国のATM網とシステム連携をすることで、銀行としての利便性を確保しています。

ここがポイント!

店舗型の金融機関と仕組みが違うため、必然的に利用するための条件やリスクも異なります。
ネット銀行は金利の安さが魅力ですが、利用する前に仕組みがライフスタイルに合っているかを確認しましょう。
次章からは、ネット銀行のデメリットやメリットについてご紹介いたします。


ネット銀行の住宅ローン「5つのデメリットとリスク」

ネット銀行の住宅ローン「5つのデメリットとリスク」


ネット銀行には魅力的なメリットがある反面、利用する前に理解すべきデメリットもあります。特に、2026年は金利上昇の傾向が見られ、以前よりもリスクへの理解が重要になっているのです。

① 審査で「個別の事情」が考慮されにくい

ネット銀行の審査は、提出された書類上の数値や情報を重視して評価する傾向にあると言えます。


対面での補足ができない

転職直後であったり、他に車のローンが合ったりする場合、地元の信用金庫などであれば事情を汲み取ってもらえることも。一方、ネット銀行では一律で「不可」となる可能性があります。


本審査が厳しい傾向

ネット銀行の住宅ローンは、本審査が厳しい傾向にあります。審査基準が明確である分、収入が不安定な方や勤続年数が短い方は、審査が通らない可能性があります。

②「融資手数料」としてまとまった現金が必要

ネット銀行は、そのほかの金融機関よりも事務手数料が高額になる傾向にあります。
一般的に「借入額の2.2%」と設定しているネット銀行が多いです。例えば、3,500万円を借りる場合、約77万円の事務手数料が必要になります。
店舗型の金融機関で支払う「保証料」は、繰り上げ返済をすると一部返金されることがありますが、支払った手数料は戻ってきません。

③ つなぎ融資には対応できないことがある

土地から探して家を建てる場合、建物が完成する前に「土地代」や「着工金」を支払うためのつなぎ融資を利用する場合が多いです。
多くのネット銀行では、つなぎ融資に対応していないか、提携会社を通じた場合に限られるなど、利用条件が定められています。

④ 金利が上がった際に返済額がすぐに増えるリスク

変動金利を選ぶ際に重要になるのが、金利が上がった場合のルールです。一般的な銀行では、「5年ルール・125%ルール」と呼ばれるものがあります。一部のネット銀行では、このルールがないことも。


5年ルール・125%ルール

このルールが適用されていると、金利が上がっても5年間は毎月の返済額が変わりません。5年経過した後も、これまでの返済額の125%が上限となります。
このルールがない場合、金利が上昇すると翌月から毎月の返済額が増えてしまいます。


そのため、金利が低いことだけで選んでしまうと、いざ金利が上がった際に「返済が大変」という自体になりかねません。
近年は金利が上昇傾向にあるため、この5年ルール・125%ルールの有無はチェックしましょう。

⑤ 基本的に対面相談ができない

先述の通り、ネット銀行では対面でのやり取りをしないのが基本です。疑問がある場合は、電話やチャット、オンラインでの相談となります。
対面で相談しながら手続きを進めていきたい方には、少し不安が残るかもしれません。


また、ご自身でネット上で手続きを進める必要があるため、窓口で質問しながら書類作成をすることができません。書類に不備があると、修正して再提出、再確認が行われるため、審査の結果が出るまでに時間がかかる可能性があります。


一方で近年は、名古屋市などに対面で相談できる代理店を設けるネット銀行(住信SBIネット銀行など)もあります。手続きは対面で行いたいという方は、こうした窓口を持つネット銀行を探してみるのもおすすめです。


ネット銀行で住宅ローンを組む4つのメリット

ネット銀行で住宅ローンを組む4つのメリット


前章では、ネット銀行で住宅ローンを利用するデメリットをご紹介いたしました。
これらのデメリットを理解し、ご自身で手続きを進められる方にとっては、ネット銀行は有力な選択肢となります。
ここでは、ネット銀行で住宅ローンを利用するメリットを見ていきましょう。

① 低金利で借りられることが多い

ネット銀行の最大の魅力は、やはり金利の低さです。わずか0.1%の金利差であっても、長期間の返済で見ると総支払額に数十万円の差が出ることも珍しくありません。
毎月の固定費を抑え、その分を教育資金や日々の生活費に回したいと考える子育て世帯にとっても選択肢のひとつとなるでしょう。

② 団体信用生命保険が手厚い

万が一の際に住宅ローンの残高を保険金で支払う保険「団体信用生命保険(団信)」が充実しています。
団信の保障内容は銀行ごとに異なりますが、「がん保障」や「三大疾病保障」などがあり、これらの特約を金利の上乗せなしで利用できることも。

③保証料が無料

ネット銀行では融資事務手数料が高いことをデメリットとしてお伝えしましたが、一方で他の銀行で必要となる保証料は無料になります。
トータルの支払い額で比較する必要はありますが、数十万単位になる保証料がかからないのはメリットと言えるでしょう。

④ いつでもスマホで手続きができる

仕事終わりや家事の合間に、ご自身のペースで審査の申し込みや書類提出が可能です。
共働きで忙しく、平日の日中に銀行窓口へ行く時間が取れない現役世代にとって、オンライン完結の利便性は大きなメリットです。


【住宅ローン比較】ネット銀行と店舗型金融機関

【住宅ローン比較】ネット銀行と店舗型金融機関


住宅ローンを選ぶ際、ネット銀行と比較になるのが、窓口のある「店舗型銀行」です。
高浜・碧南エリアでは、メガバンクや、名古屋銀行・あいち銀行といった地方銀行や、岡崎信用金庫・碧海信用金庫といった信用金庫が主な選択肢となります。それぞれの特徴を整理しました。

比較項目ネット銀行メガバンク・地方銀行信用金庫
金利・団信◎ 低金利/保障重視◯ バランス良/独自プラン有△ 標準的/地域優遇有
相談△ 原則なし/チャット等で可◯ 店舗窓口/対面相談◎ 地域密着/親身な対応
審査△ 書類重視/条件が厳しい◯ 標準的/一般的◎ 柔軟/事情を考慮
初期費用事務手数料手数料+保証料手数料+保証料

あらためて、ネット銀行が向いている人と、店舗型金融機関を検討すべき人のポイントを整理しました。

ネット銀行がおすすめな方

▼ コストと保障のコスパを最優先したい

毎月の返済額を抑えつつ、保障なども充実させたい方。


▼ スマホで簡単に手続きを完結させたい

仕事が忙しく、ご自身のペースで休日や夜などに手続きを進めたい方。


▼ セルフマネジメントが得意

金利上昇のリスクやルールの有無などを積極的に調べ、判断できる方。

店舗型がおすすめな方

▼ 担当者と相談しながら進めたい

金利動向やプランに対し、対面でアドバイスを受けながら納得して選びたい方。


▼ 土地探しからの注文住宅を検討中

つなぎ融資の利用や、建築スケジュールに合わせた複雑な調整をスムーズに行いたい方。


▼ 柔軟な審査を期待したい

個別の事情(転勤直後など)があり、書類だけでなく対話での審査を希望する方。


まとめ

この記事では、ネット銀行で住宅ローンを利用する際のメリット・デメリットをご紹介いたしました。
ネット銀行の住宅ローンは、適切に利用すれば低い金利や手厚い保障というメリットを受けることができます。
しかし、近年の金利上昇の局面においては「金利が低いから」「手続きが楽だから」という理由だけで選ぶのはデメリットを伴うのも事実です。
住宅ローンは、ご家庭の将来設計に合わせた最適なプランを見つけることが成功の鍵となります。


高浜市・碧南市で「自分たちの状況だと、どちらが良い?」「ネット銀行を利用する際の資金計画はどうすれば?」という方は、ぜひ私たち「八大不動産」にご相談ください。
AFP資格だけでなく、不動産に関する様々な資格を持つスタッフが、将来まで安心して暮らせる資金計画をシミュレーションしながら、お客様とご家族様の住まいをご提案させていただきます。



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