土地を購入する機会はそれほど多くないため、いざ買うときになると、どのようにして選べばよいのか悩んでしまうかもしれません。
希望する条件がたくさんある場合は、優先順位を決めることが大切です。
今回は土地の購入を検討している方に向けて、土地の選び方について、ポイントや失敗しないための注意点をご紹介します。
土地の選び方のポイントとは?希望条件には優先順位をつけよう!
土地選びをはじめる際には、まずある程度エリアをしぼりましょう。
エリアの選び方としては、「通勤しやすい路線にある駅」や「実家に行きやすい場所」など、いろいろと考えられます。
ただしエリアには特徴があるので、自分に合っているかを見極めることが大切です。
住んでいる世代や街の新しさなどによって、周辺のお店や環境が違います。
将来どのような街になるかについては、再開発の予定などからわかりますので、チェックしてみるとよいでしょう。
ある程度エリアがしぼれたら、土地探しをはじめます。
希望する土地の条件には、土地の広さや駅までの距離、周辺環境の利便性などさまざまなものがあるでしょう。
ここで選び方のポイントとなるのは、優先順位をつけること。
希望条件すべてがそろった土地を見つけることは難しいかもしれませんから、ゆずれない条件を決めておくと探しやすくなります。
また土地の選び方で忘れてはいけないポイントは、地盤についてしっかりと確認することです。
詳しい状態は地盤調査をしないとわかりませんが、液状化のリスクについては自治体のハザードマップでも確認できますから、きちんと調べておきましょう。
ハザードマップには、災害の際に浸水やがけ崩れのおそれがある地域も載っていますから、併せてチェックしておくと安心です。
土地の選び方では失敗したくない!気をつけるべき注意点とは?
自宅を建てる土地を選ぶ際の注意点は、土地の条件だけではなく、理想の家を建てられるかについてしっかりと確認することです。
旗竿地などの特殊な形をしている土地は、値段が安いメリットはありますが、家を建てる際には特別な設計が必要なこともあります。
ほかにも防火地域・準防火地域の指定や、接道義務についてのチェックを忘れずに行いましょう。
防火地域や準防火地域に指定されていると、建物の耐火性能に基準があるため、建築費用が増えてしまう可能性があります。
また土地の前の道路が狭いと、接道義務を果たすために、家を建てられる面積が減ってしまうかもしれません。
ですから土地を選ぶときには、土地の条件だけではなく、家を建築した場合についてもきちんと考えることが大切なのです。
まとめ
家を建てる土地を選ぶときには、駅までの距離など、希望条件がいろいろとあるでしょう。
日々の生活につながる条件も大切ですが、家を建てるときに不都合がないかについても忘れずに確認しましょう。
とくに地盤の強度は、長く暮らせる家を建てるために重要ですから、しっかりとチェックしたいポイントです。