マイホームなど不動産の購入を検討している時は、様々な設備が気になるものです。
今回は床下収納に注目し、そもそもどのような設備なのか?
また、どんなメリットや注意点があるのかについてご紹介したいと思います。
不動産購入するなら知っておきたい「床下収納」のメリットとは
<床下収納とは>
床の高さは建築基準法によって基礎地面から45cm以上と定められているため、床下にはある程度のスペースがあります。
そのスペースを収納庫として利用したものが「床下収納」です。
歴史をたどると明治時代頃には、冷暗所での保存が適している保存食などの保管場所として活用されていたようです。
<床下収納のメリット>
床下収納があることで、次のようなメリットが得られます。
スペースを有効活用して収納力をアップできる
床下にあることで、動線や作業スペースを減らすことなく収納力をアップできます。
隠して収納することができる
床下は当然ですが床部分にあるので、人目につきにくく外から何が入っているのかも見えません。
生活感があふれる物などを隠しておきたい場合は、床下収納が活躍します。
床下の点検口として使用できる
新築の際の半年点検などでも床下を点検しますが、床下収納の収納庫を取り外して点検口として使用することができます。
年に一回程度の点検が推奨されているので、毎年点検口としても出番がありますね。
不動産購入前にチェック!「床下収納」の注意点とは?
続いて床下収納の注意点をご紹介します。
<中に収納するものを選ぶ>
床下収納に向いている物と向いていない物があるため、何を収納するかを選ぶ必要があるのは注意点と言えます。
床下収納は通常の収納庫よりも湿気の影響を受けるため、長期保存食品や洗剤類のストックなどが向いていると言われています。
<出し入れしにくい>
毎回しゃがんで大きな蓋を開けなくてはならないため、頻繁に出し入れするものの収納には向いていないでしょう。
<床に段差ができてしまう>
蓋の淵部分がわずかに段差となりフルフラットな状態ではなくなるので、ほこりが溜まりやすかったり、場合によってはつまずきやすくなるといった注意点もあります。
まとめ
新築で不動産の購入を検討している場合は、長期優良住宅であれば点検口の設置は義務付けられていることもあり、床下収納を活用できるシーンは多くなるでしょう。
その他の中古住宅等の不動産においても、キッチンに床下収納があれば頻繁に使わないけれども置いておきたいキッチン用品などを保管できますし、注意点さえ気を付ければ床下収納は空間の有効活用につながる便利な設備ではないでしょうか。
株式会社八大不動産では、高浜市・碧南市を中心に土地や建物の売買物件情報を多数ご紹介しています。
住まいをお探しの方は、ぜひ当社へご相談ください。