一戸建てを購入したらペットと一緒に暮らすことを楽しみにしている方も多いのではないでしょうか?
初めてペットを飼う方はとくに、ペットのにおい対策について事前に知っておくことが大切です。
1度建物に染み付いてしまったにおいを取り去ることは難しく、最初が肝心です。
気軽にできる対策もご紹介するので、ぜひ導入してみてください。
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弊社へのお問い合わせはこちら一戸建てでペットを飼うときに気を付けたいにおいの原因とは?
ペットと暮らしていると、外から帰ってきて玄関に入ったときなど、ペット独特のにおいを感じることがあります。
飼い主は生活しているうちに慣れてくるかもしれませんが、来客時に不快感を与えていないか心配になる方もいるでしょう。
なぜペットを飼っていると一戸建ての室内ににおいがするのでしょうか?
原因をみていきましょう。
ペットのにおいの原因①トイレ
ペットのにおいのもとになるもっとも大きなポイントは、トイレのにおいです。
昨今はペットを室内で飼育するケースが多く、室内飼いの場合は必然的にペット用のトイレを部屋に設置することになります。
「生活スペースから離れたところに設置したら良いのでは?」と感じるかもしれません。
しかし、一戸建ての間取りやペットの動線を考えるとリビングの一角にトイレを設置する方が多いのが現状です。
そして、ペットのトイレには専用のトイレシートを使うことが一般的です。
ペットが使用したトイレシートから気体となって部屋に充満してしまうことが、においの原因です。
排泄物が発するにおいはペットのトイレがある部屋だけではなく、廊下や吹き抜けなどをとおって一戸建て全体ににおいが広がってしまいます。
留守の間にペットが排泄して使用済みのトイレシートをしばらく放置していると、広範囲ににおいが拡散されてしまいます。
ペットの排泄物のにおいは、ペットの種類や食べるものによってさまざまです。
猫やウサギの排泄物は、多くの方が不快に感じる強いにおいを発します。
ペットを迎え入れるときは、ペットを飼うことが暮らしにどのような影響を及ぼすかは理解しておくと安心です。
またペットを飼い始めるタイミングとして、一戸建ての購入と同時にペットを迎える方が多くいらっしゃいます。
そうなるとトイレのしつけを新居でおこなうことになります。
最初からトイレの場所を覚えるペットもいますが、環境の変化にとまどって失敗してしまったり、なかなか覚えられない場合もあるでしょう。
ソファやカーペットなどのファブリック製品や畳に染み付いてしまうと、においはなかなか取れず、においを放つ原因になってしまいます。
ペットのにおいの原因②体臭
動物には体から自然と発する体臭があり、体臭は一戸建てにペットのにおいが染み付く原因になります。
ペットは人間と異なり毎日入浴する生活習慣ではないので、時間が経つと体臭が強くなる傾向があります。
ペットの口臭も体から発するにおいと同様、気になる方もいるでしょう。
体に不調があるときや、年を重ねている場合はにおいを発することが多いです。
また、ペットのお気に入りの場所や気に入っているブランケットやクッションには体臭が染み付きやすく、家全体のにおいの原因になります。
そして、時間が経つほどにおいが蓄積されていきます。
散歩したあとに足を拭きますが、そのタオルを玄関先に放置しておくことも要注意です。
玄関に長期間放置しておくと、外から帰ってきてにおいが気になるかもしれません。
日頃からできる一戸建てのペットのにおい対策について
一戸建てでペットを飼う際は、ペットが自然と発するにおいを考慮して飼い始め当初から対策しておくことが大切です。
賃貸物件ではなく一戸建てを購入しているからにおいが付いても大丈夫と思われるかもしれませんが、将来ライフスタイルが変化し、自宅を売却するときが来るかもしれません。
長年染み付いたにおいを取り去ることは簡単ではなく、高額な費用がかかる場合もあります。
ぜひ日常で取り入れやすいペットのにおい対策をお試しください。
ペットのにおい対策①換気
ペットのにおいが充満して、室内の壁紙や建材に染み付くのを防ぐために、こまめに換気して空気を入れ替える対策をおこないましょう。
一戸建て全体に風通しが良くなるように、対角線にある窓を開けると空気が流れます。
とくに普段ペットが生活している場所は、換気の頻度を高くすると効果的です。
ペットのにおい対策②消臭
においがつきやすいところを重点的に、消臭グッズを取り入れて対策することも効果があります。
消臭剤は設置するタイプ、スプレータイプなどさまざまです。
効果を発揮する期間をチェックして定期的に交換して使用しましょう。
また、トイレの粗相や嘔吐などにすぐに対応できるよう、各部屋ごとにウェットティッシュなどの掃除用品を設置しておくこともおすすめの対策です。
うっかり放置してしまうとにおいや染みになるので、すばやく片付けることが大切です。
ペットのにおい対策③ペットのケア
ペットに適切なケアをほどこすことは、におい対策に効果的です。
たとえば、定期的にお風呂に入ることや歯磨きを習慣付けておくとにおいは軽減します。
ごはんの後や、よだれが出たときには口の周りを拭いて、清潔に保ちましょう。
小さいころからこまめに対策しておくと、長期的ににおいが抑えられます。
過剰なケアや間違った方法のケアはペットの負担になるので、ペット専門のショップ店員やトリマーに正しいケアの方法や頻度を確認しましょう。
一戸建てのペットのにおい対策のために導入したい設備について
一戸建てを購入後に、ペットのにおい対策としておすすめの設備を3つご紹介します。
におい対策専用の設備を導入することで、一定の効果が期待できます。
におい対策の設備①機能性壁材
室内において壁の面積の割合は多く、布製品はにおいが染み付きやすいので、室内の壁紙に消臭機能がある壁材を選ぶことは効果的です。
最近はバリエーションが豊かで、さまざまな色やデザインの機能性壁紙が出ています。
染み付かずに拭き取れるものもあるので、掃除が簡単で、においの原因を断つことが可能です。
におい対策の設備②光触媒消臭天井
一戸建ての面積で壁と同様に広範囲を占めるのが天井です。
室内があたたかいと空気が床から天井に向かって移動するので、においが上に集まります。
光触媒消臭天井の設備を導入すると、天井付近に集まったにおいを分解してくれるので、においを抑える効果が期待できます。
光触媒消臭天井の導入の仕方としては、一戸建てを設計する際に光触媒天井を選択するか、あとからスプレーでコーティングする方法があります。
スプレー式の光触媒消臭は数年経つと効果が薄れてしまうので、定期的にスプレーすることを習慣化すると良いでしょう。
不動産会社に依頼して塗布してもらうことも可能ですが、ご自身で購入して塗布することも可能なので気軽におこなえる対策です。
におい対策の設備③24時間換気システム
新築の一戸建てを建てる際、24時間換気システム設備を導入することは必須です。
せっかく備わっている設備なので、常時稼働させておきましょう。
24時間換気システムで換気することで、においが家の中にとどまることが防げます。
まとめ
一戸建てを購入してペットを迎え入れるご予定の方は、どのようににおい対策を施すかを考えておくと良いでしょう。
におい対策として有効な設備を企業が開発しているので、合うものを取り入れてみることもご検討ください。
におい対策は最初が肝心ということを覚えておきましょう。
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