不動産売却にはリースバックという方法があり、住み慣れた家を手放さずに自宅を売ってしまえます。
手元に潤沢な資金のないケースにおすすめの売り方の一つで、近年、需要が高まっている手法です。
リースバックについて、仕組みやリバースモーゲージとの違い、メリットデメリットをみていきましょう。
不動産売却!リースバックの仕組みとリバースモーゲージとの違い
リースバックとは、売却した自宅に賃貸で住める、貸借契約付きの不動産売却です。
売主が自宅を不動産会社などの第三者に売り、買主から元自宅を賃貸する仕組みですよ。
住み慣れた自宅で、そのまま生活できるのが特徴でしょう。
家を売り払うほどの大きな資金は必要ながら、自宅に住み続けたいときにおすすめの方法です。
また、自宅を手放さない資金調達には、リバースモーゲージもあります。
リバースモーゲージは売却ではなく、自宅を担保にして、金融機関から資金を調達する仕組みです。
対象物件が戸建てのみで、年齢や収入、用途などの制限が特徴といえます。
さらに、住宅ローンの残債があると利用できず、同居できるのは原則配偶者だけです。
さまざま違いを比較すると、リースバックはリバースモーゲージより、条件が緩やかな特徴をもちます。
リースバックは「売却」で、リバースモーゲージは「借金」だと覚えておきましょう!
不動産売却!リースバックのメリット・デメリット
不動産売却における、リースバックのメリット・デメリットを3つずつご紹介します。
▼メリット
・自宅に住み続けながらまとまった現金を調達できる
・固定資産税などの維持費がなくなる
・将来買戻しできる
大きな資金を調達でき、固定資産税や維持費などをかけずに、自宅に住み続けられるのがメリットです。
資金に余裕ができれば、将来、買戻しの検討も可能ですよ!
▼デメリット
・住宅ローンの残債が多いと審査に通りにくい
・売却価格が相場より比較的安くなる
・家賃や買戻し価格が市場より高額な傾向
住宅ローンの残債が、売却価格とのバランスを取れていないと、金融機関の審査に通りにくくなります。
取引価格が一般的な価格帯の60%~90%なので、通常の売買より安価になりがちな点もデメリットです。
同じく家賃や買戻し価格も、市場の相場通りではないケースがあるため注意が必要です。
まとめ
リースバックは自宅に住みながら、大きな現金を手元に調達できる不動産売却です。
リバースモーゲージと勘違いしないように、特徴をおさえておきましょう。
メリットデメリットをしっかりチェックして、自身に適した資金の調達をしてくださいね。
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