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昨今、買い物でクレジットカードを利用する方が増えてきていますが、高額な不動産を購入する際には使えるのでしょうか？
本記事では不動産はクレジットカードで購入できるか、カード利用のメリットやデメリット、使用時の注意点を解説します。
不動産購入を検討されている場合には、ぜひ本記事を参考にしてください。
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不動産はクレジットカードを利用して購入できる？
買い物や旅行はクレジットカード払いができますが、物によっては1,000万円を超える物件や土地はカードで購入できるのでしょうか？
不動産はクレジットカードで購入可能
高額な不動産であってもクレジットカードで購入はできますが、どのカードでも利用できるわけではありません。
使えるのは、限度額がないカードのみです。
普段の買い物で使用しているカードは、所有者の収入や条件によって異なりますが限度額が設定されており、限度額を超えると使用できません。
ブラックカードやプラチナカードなど、限度額が100万円以上であっても購入は難しいでしょう。
限度額がないカードを新たに作る方法もありますが、種類が限られているうえ、高収入であったり資産が多くあったりする場合でないと作れません。
カードで支払いたいと検討されているなら、まずはご自身が持っているカードの限度額を確認してみましょう。
不動産会社やクレジットカード会社ごとに利用できるか異なる
所有しているカードの限度額で利用できるか変わると解説しましたが、カードだけではなく決済する不動産会社や、カード会社によって利用不可のケースがあります。
決済を担当する不動産会社自体がカードに対応していない場合が多いため、支払い方法でカード払いが選択できません。
カード払いのメリットの1つに振込手数料がかからない点がありますが、手数料負担が不動産会社になるため、余分な出費となってしまいます。
そのため多くが現金払いのみ対応となっているため、カード利用可の会社を探すにも時間がかかるでしょう。
カード会社自体も購入不可な場合があり、カードを利用するといったんカード会社が立て替えて支払います。
そのあと利用者に請求しますが、高額な金額を全額立て替えるのはカード会社にとってもリスクが大きいです。
支払いを踏み倒され最悪の場合、カード破産につながってしまうと資金回収ができない恐れがあるため、積極的にカード利用は進めていない可能性があります。
利用したい場合には、カード限度額確認と同時に担当の不動産会社や利用するカード会社に確認を取りましょう。
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クレジットカードで不動産を購入する場合のメリットとデメリット
実際にクレジットカードで不動産を購入した場合、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか？
安易にメリットだけ確認してカードを利用しようとすると思わぬ落とし穴に巻き込まれる可能性もあるため、デメリットについてしっかりと把握しておく必要があるでしょう。
カードで購入するメリット
カードを利用する方にとって大きなメリットは、支払い額に応じてポイントが貯まる点です。
利用するカードによって異なりますが、利用額によって何%かポイントとして還元される仕組みになっており、高額であれば高額であるほど還元されるポイントは多くなります。
土地や建物は高額な場合が多いため、多くのポイントが貯まるのは大きな魅力といえるでしょう。
たとえば所有しているカードのポイント還元率が1.0%で、2,000万円の土地を購入すると、約20万ポイント貯まります。
貯めたポイントは他の買い物で利用できたり、旅行で使う飛行機のマイルに交換したりと幅広く利用できるため、節約にもつながるでしょう。
もう1つのメリットは、振込手数料がかからない点です。
不動産を購入する場合、多くが銀行振込での対応になりますが、金額が大きくなればなるほど自己負担する振込手数料が高くなります。
カードを利用したら振込手数料はかかりませんし、直接銀行におこなって振り込む必要もないため、手間がかかりません。
カードで購入するデメリット
デメリットの1つ目が、支払い方法でリボ払いは利用できない点です。
リボ払いは毎月決まった額分のみ支払う方法で、利用者の負担を減らしてくれます。
しかしカードを利用する場合、基本的には一括払いしか対応していないところが多く、分割払いやボーナス払いも選択できません。
一括で払える資金を口座に準備できている場合のみ、カードを利用してポイント還元や手数料無料のメリットが受けられると認識しておきましょう。
デメリットの2つ目は、どのマンションでも利用できるわけではない点です。
上の項で、不動産会社やカード会社によって利用できるか異なるとご説明しましたが、同様にオーナーや売主によっても利用できるか異なります。
カードで支払うと、オーナーや売主が決済されたのか確認するのに時間がかかり、契約手続きが進まない可能性もあるでしょう。
銀行振込や現金での支払いだと、すぐに確認が取れ契約が進められるため、オーナーや売主からカード払い不可とされるケースもあります。
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不動産をクレジットカードで購入する場合の注意点
クレジットカードで不動産が購入できる場合には、いくつか気を付けるべき点があります。
何も知らない状態でカードを利用しようとすると、先方から使用不可と言われてしまう可能性があるため、事前に注意点を確認しておきましょう。
限度額が設定されているカードは利用できない
1つ目の項でご説明していますが、カード本体の利用限度額が設定されていない場合にのみカードが利用できます。
土地や建物は安くても100万円以上、1,000万円を超える場合も多くありますが、普段の買い物等で利用できるカードは限度額が10〜100万円程度なので利用できません。
限度額がないカードを作成するのも一つの手ですが、限度額がないカードは高収入であったり高所得者であったりする場合に作成できます。
カード自体の年会費も通常のカードよりも何倍も高く、カード審査も厳しい条件なので、どなたでも作成できるわけではありません。
どうしても持っているカードで支払いしたいと考えている場合には、手数料や諸費用など一部だけカード利用可の不動産会社があります。
全額支払いは対応していなくても一部のみでも利用できるとポイント還元できたり、手数料を安くできたりするため、利用時に相談してみましょう。
一括払いしか対応していない
2つ目の項のデメリットでご説明していますが、カードを利用する場合には基本的には一括払いしか対応していないところがほとんどです。
分割やリボ払い、ボーナス払いなども基本は対応しておらず、分割して払っていきたいと考えている場合には住宅ローン等で支払う方法を検討しましょう。
なぜ一括払いしか選択できないのかというと、カードを利用して支払うといったんカード会社が費用を立て替えて支払います。
高額であるほどカード会社の負担は大きく、買主が支払い困難な状況に陥ると資金回収できない場合があるため、リスクも大きくなってしまいます。
そのため一括払いは、決済完了後に購入金額が一括で引き落とされるため口座に相応の資金がないと利用できません。
カードを利用したい場合には、一括で払えるだけの資金が手元にある場合にのみ利用できると考えておきましょう。
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まとめ
不動産はクレジットカード購入可能ですが、限度額がないカードや対応している不動産会社でしか利用できません。
カード払いは買主にポイントがつくメリットがありますが、一括払いしか対応していないなどのデメリットを十分に把握したうえで、利用するのか検討してみましょう。
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