出産や子どもの進学を機に一戸建ての購入を検討する方は少なくありません。
そこで気になるのが、子ども部屋の間取りではないでしょうか。
今回は、一戸建てに子ども部屋を作るときに知っておきたい間取りのポイントを解説します。
一戸建てで子ども部屋を作ろうか考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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一戸建ての子ども部屋の間取りとは?
一戸建てを購入する際は、必要な部屋数や広さを元にして間取りを決定します。
子どもがいる場合には、どのタイミングでどれくらいの広さの子ども部屋が必要になるのかを検討しなければなりません。
そこで、間取りを検討するときのポイントを見ていきます。
子ども部屋に適した時期とは?
賃貸物件から一戸建てに住み替えるタイミングは、入園や就学、兄弟の誕生といったシーンが多いのではないでしょうか。
一戸建てを購入するタイミングではまだ子どもは小さいかもしれませんが、成長を考えて間取りを決定すると良いでしょう。
子ども部屋の作り方には、おもに以下の方法があります。
●はじめから人数分の個室を用意する
●広い子ども部屋を用意し、成長段階に応じて個室に区切る
どちらのスタイルが向いているのかは、家族構成や住まいに求める要素によって異なります。
子どもがある程度大きくなっている場合には、本人の意見も聞いてみると良いでしょう。
平均的な子ども部屋の広さとは?
次に検討するべきは子ども部屋の広さです。
平均的な広さは約6帖とされています。
部屋が広いと、子どもが必要なものがすべて収納され、結果として子どもが個室にこもりがちになる可能性があります。
逆に、狭い部屋では寝るだけのスペースとなり、子どもの必需品を収納するためには他の場所にスペースを確保する必要が生じるでしょう。
したがって、子ども部屋の広さは子どもが必要とする機能や予算に合わせて検討し、適切な広さを決定することが重要です。
4.5帖の場合
4.5帖ほどの子ども部屋では、シングルベッドと奥行きが浅めの学習机を配置できます。
部屋はやや狭めですが、学習や睡眠時のプライバシーを確保できる十分な広さです。
さらに、部屋の面積が小さいことにより、建築コストが低減します。
狭くすることで共有スペースを広く確保でき、家族のコミュニケーションを重視する方におすすめです。
ただし、収納スペースは最低限しか確保できない可能性が高いため、注意が必要です。
6帖の場合
6帖の部屋は、収納スペースを除いても5〜5.5帖ほどの広さを確保できます。
学習机とベッドのほか、小さめの家具1つ分の余裕があるため、友だちを呼んでも窮屈に感じない広さです。
子どもが独立して空き部屋になっても、書斎や趣味の部屋などに転用しやすい使い勝手の良い間取りと言えます。
8帖以上の場合
8帖以上は、子ども部屋としては十分な広さの間取りです。
最低限必要な家具だけでなく、大きめの本棚なども配置できます。
また、子どもが小さいうちは兄弟でシェアし、個室が必要なタイミングで部屋を分けるなど、フレキシブルな使い方も可能です。
部屋の形状や収納の位置に注意
子ども部屋には、学習机やベッドなどを置くことが一般的ですが、同じ広さでも部屋の形状や収納の配置によって、家具を配置できる場所は異なります。
扉の前には物を置けないため、必要な家具を配置できるかどうかを確認することが重要です。
とくに狭い部屋や、間仕切りで区切ることを前提としている場合には、注意が必要です。
子ども部屋が必要な期間は限られる
通常、子ども部屋が必要な期間は約10年です。
もちろん、家庭によって事情は異なりますが、子ども部屋が必要になるのは高校・大学卒業までの期間が一般的でしょう。
そのあと、独立した場合は子ども部屋を持て余すことも珍しくありません。
したがって、一戸建ての間取りを検討する際は、夫婦2人暮らしになったときのことも考慮するようにしましょう。
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一戸建てに子ども部屋を作るときのポイント
一戸建てで子ども部屋を作る際は、子どもの成長や独立後も見すえて間取りを決めるのがポイントです。
可変式の子ども部屋にする
子どもが複数いる場合、個室が必要なタイミングは性別・年齢差によって異なります。
そのため、可変式の子ども部屋を作り、柔軟に対応できると良いでしょう。
この際、間仕切りしたあとの出入口を確保することが重要です。
また、区切ったあとの部屋でも利用できるように、照明やコンセントの位置にも注意が必要です。
照明は明るくする
子ども部屋では照明の明るさに注意する必要があります。
快適に勉強や読書できるように、手元を均一に照らせる位置に勉強机を配置することが重要です。
手元が暗い場合にはデスクライトを活用しましょう。
共用スペースも充実させる
子どもが個室にこもりきりにならないよう、共用スペースも充実させることが大切です。
子ども部屋以外にも遊べるスペースがあれば、家族とのコミュニケーションが深まります。
とくに子ども部屋が狭い場合、学習できるスペースがあると便利です。
最近ではリビング学習も注目を集めており、あえて子ども部屋を狭くし、リビングに勉強机を置くプランも増えています。
また、子ども部屋への動線も工夫すると良いです。
たとえばリビングを通る動線にすれば、自然と家族が集まりやすくなるでしょう。
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一戸建ての兄弟構成別の子ども部屋について
子どもの性別や年齢差によっては、子ども部屋の役割は大きく変化します。
そこで、兄弟構成別に子ども部屋の間取りの決め方を見ていきましょう。
2人兄弟の場合
2人兄弟の場合、考慮すべきは子どもの個性と年齢差です。
異性同士でも1部屋で問題ないケースや、どんなに仲の良い兄弟でも受験期には個室が欲しくなるケースがあるためです。
そのため、子ども部屋を1つにしても、簡易的な間仕切りを設置できるようにするなど、プライバシーを確保できる間取りにすると良いでしょう。
3人兄弟の場合
3人兄弟の場合、全員に個室を与えると子どもの独立後には部屋を持て余してしまう可能性があります。
部屋数が増えれば建築コストが増大するため、全員分の個室を作ることが難しいケースも考えられます。
したがって、子どもの人数より少ない部屋割りを検討することが重要です。
2部屋にする
基本的には個室を2つにし、兄弟でシェアする方法があります。
たとえば、片方を勉強部屋・もう片方を寝室とする使い方が考えられるでしょう。
また、受験生に個室を与え、ほかの兄弟は1部屋を共有する方法もあります。
一度決めた部屋割りを維持する必要はないので、年度ごと・学期ごとに場所移動しやすいシンプルな部屋作りもおすすめです。
1部屋にする
広い居室を確保できる場合、あえて1部屋にまとめる方法があります。
個室が必要な年齢になったとき、3つもしくは2つに仕切れるようにします。
このとき、収納スペースが不足しやすい点にご注意ください。
そのため、間仕切り収納やロフトベッドなど縦の空間を活用できる家具を取り入れるのもおすすめです。
年の離れた兄弟の場合
兄弟の年が離れている場合には、必ずしも人数分の個室が必要とは限りません。
下の子の個室が必要になる頃には、上の子はすでに独立していることもあるでしょう。
このようなケースでは、子ども部屋は1つあれば十分です。
そこで、個室が必要・不要になるタイミングを考慮しながら部屋数を決めることが大切です。
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まとめ
一戸建てで子ども部屋を作るときに知っておきたい、間取りの決め方やポイントを解説しました。
必ずしも人数分の子ども部屋が必要とは限らず、限られた部屋数や面積でも暮らしやすい家作りは可能です。
そこで、家族の希望や建物の条件に応じて間取りを決めていきましょう。
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